「肩甲骨が動かしにくい」
「腕を上げると肩まわりがつっぱる」
「巻き肩が気になる」
このようなお悩みはありませんか?
そんなときに関係している筋肉の一つが前鋸筋(ぜんきょきん)です。
前鋸筋は、肩甲骨をなめらかに動かすために欠かせない筋肉です。普段あまり名前を聞くことはありませんが、姿勢や腕の動きにも深く関わっています。
今回は、前鋸筋の役割や、肩こり・巻き肩との関係についてご紹介します。
前鋸筋とは?
前鋸筋は、胸の横から脇の下を通り、肩甲骨の内側につながる筋肉です。
肋骨から始まり、肩甲骨の内側(肩甲骨内側縁)へ付着しています。
肩甲骨を安定させながら、腕をスムーズに動かすために大切な役割を担っています。
前鋸筋の役割
前鋸筋には、主に次のような働きがあります。
肩甲骨を前へ動かす
腕を前へ伸ばしたり、物を押したりするときに働きます。
肩甲骨を安定させる
腕を上げるときに肩甲骨が浮き上がらないよう支える役割があります。
腕を上げる動きを助ける
肩甲骨を上向きに回転させ、腕を高く上げる動きをサポートします。
前鋸筋が硬くなる・弱くなる原因
長時間のデスクワーク
同じ姿勢が続くことで、肩甲骨まわりの動きが少なくなります。
運動不足
肩甲骨を大きく動かす機会が少ないと、前鋸筋が十分に働きにくくなることがあります。
巻き肩や猫背
姿勢の崩れにより、肩甲骨の位置が変わり、前鋸筋へ負担がかかることがあります。
腕を使うスポーツや仕事
野球・テニス・バレーボールなど、腕を繰り返し使う動作でも負担がかかることがあります。
前鋸筋の不調があると…
次のようなお悩みにつながることがあります。
- 肩こり
- 巻き肩
- 腕が上げにくい
- 肩甲骨まわりの違和感
- 姿勢が崩れやすい
※症状には個人差があり、すべての原因が前鋸筋とは限りません。
セルフケアのポイント
前鋸筋は肩甲骨を「動かす筋肉」なので、肩甲骨を大きく動かす運動(エクササイズ)がオススメです。
また、
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 肩甲骨をゆっくり動かす
- 胸まわりの筋肉も一緒にほぐす
ことも、肩甲骨まわりの負担を減らす一つの方法です。
※痛みがある場合は無理にエクササイズを行わないようにしましょう。

空月堂での施術
空月堂では、お身体全体のバランスを確認しながら施術を行っています。
肩だけではなく、肩甲骨や胸まわり、背中の動きも確認し、その方に合わせた施術をご提案しています。
巻き肩や肩甲骨まわりの違和感が気になる方も、お気軽にご相談ください。
まとめ
前鋸筋は、肩甲骨を安定させ、腕をスムーズに動かすために大切な筋肉です。
デスクワークや姿勢の崩れなどによって負担がかかることがあり、肩こりや巻き肩とも関係する場合があります。
日頃から肩甲骨を動かす習慣を取り入れ、無理のない範囲でセルフケアを続けてみましょう。

