首の横を触ると、耳の下から鎖骨へ向かって伸びる太い筋があります。
これが胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)です。
胸鎖乳突筋は、首を動かしたり頭を支えたりする大切な筋肉ですが、デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方では負担がかかりやすい筋肉でもあります。
硬くなると、「骨かな?」と思うくらい張って感じることもある筋肉です。
今回は、胸鎖乳突筋の役割や、首こり・肩こりとの関係についてご紹介します。
胸鎖乳突筋とは?
胸鎖乳突筋は、首の左右にある大事な頭を支えている大きな筋肉です。
耳の後ろにある乳様突起から、
- 胸骨
- 鎖骨
へつながっています。
首を左右へ向けたり、上下へ動かしたりするときに働く筋肉です。
胸鎖乳突筋の役割
胸鎖乳突筋には、主に次のような働きがあります。
首を回す
左右を見るときに働きます。
首を前へ曲げる
両側が同時に働くことで、うなずくような動きを助けます。
頭を支える
約4〜6kgある頭を支えるため、日常生活でも常に働いています。
胸鎖乳突筋が硬くなる原因
スマートフォン
うつむく姿勢が続くと、首へ大きな負担がかかります。
デスクワーク
画面を見続けることで、胸鎖乳突筋が緊張しやすくなります。
猫背・巻き肩
姿勢が崩れることで、頭が前へ出やすくなり、胸鎖乳突筋へ負担がかかることがあります。
緊張やストレス
無意識に肩へ力が入り、首まわりの筋肉も緊張しやすくなることがあります。
胸鎖乳突筋が硬くなると…
次のようなお悩みにつながることがあります。
- 首こり
- 肩こり
- 頭が重く感じる
- 首が回しにくい
- 姿勢が崩れやすい
※症状には個人差があり、すべての原因が胸鎖乳突筋とは限りません。
セルフケアのポイント
胸鎖乳突筋は強く押しすぎず、やさしくケアすることが大切です。
また、
- 長時間同じ姿勢を避ける
- こまめに首や肩を動かす
- ストレッチを取り入れる
ことも、首まわりの負担を減らす一つの方法です。
※痛みがある場合は無理にストレッチを行わないようにしましょう。
空月堂での施術
空月堂では、お身体全体のバランスを確認しながら施術を行っています。
首だけではなく、肩や胸まわり、背中なども含めて状態を確認し、その方に合わせた施術をご提案しています。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
まとめ
胸鎖乳突筋は、頭を支えたり首を動かしたりする大切な筋肉です。
スマートフォンやデスクワークなどで負担がかかりやすく、姿勢とも深い関係があります。
首こりや肩こりが気になる方は、日頃の姿勢を見直したり、無理のない範囲でセルフケアを取り入れてみましょう。

