肩こりがなかなか改善しない方の中には、「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」という筋肉が硬くなっている方が多くいらっしゃいます。
聞き慣れない名前ですが、実は肩や首の動きにとても重要な筋肉です。
この記事では、肩甲挙筋の役割や、硬くなる原因、セルフケアについてご紹介します。
肩甲挙筋(けんこうきょきん)とは?
肩甲挙筋は、首の骨(頚椎)から肩甲骨の上側につながる筋肉です。
名前のとおり「肩甲骨を持ち上げる」働きをしています。
肩をすくめる動作や、首を横に倒したり後ろを振り向いたりする動きにも関わっています。
肩甲挙筋が硬くなると起こりやすい症状
肩甲挙筋が硬くなると、次のような症状が現れることがあります。
- 首の付け根が重だるい
- 肩こりがなかなか改善しない
- 首を後ろに向けにくい
- 振り向くと痛みがある
- デスクワークのあとに首がつらい
- 頭痛につながることがある
肩こりと思っていても、実際には肩甲挙筋の緊張が原因になっているケースも少なくありません。
硬くなる原因
肩甲挙筋は、次のような生活習慣で負担がかかりやすい筋肉です。
- 長時間のパソコン作業
- スマートフォンを見る時間が長い
- 猫背や巻き肩
- ストレスによる肩の緊張
- バッグをいつも同じ肩で持つ
特に頭が前に出た姿勢では、肩甲挙筋は常に引っ張られた状態になり、疲労が蓄積しやすくなります。
ご自宅でできるセルフケア
肩甲挙筋は、ゆっくり首を伸ばすストレッチがおすすめです。

ストレッチ方法
- 背筋を伸ばして座ります。
- 右肩を軽く下げます。
- 顔を左下へ約45度向けます。
- 左手を後頭部に添え、軽く引きます。
- 首の後ろから肩にかけて伸びる感覚があればOKです。
左右30秒ずつを2~3回行いましょう。
※痛みが強い場合は無理に伸ばさず、気持ちよく感じる範囲で行ってください。
整体ではどのように考えるの?
肩甲挙筋だけをほぐしても、一時的に楽になることはあります。
しかし、肩甲挙筋が硬くなる背景には、
- 猫背
- 巻き肩
- 胸の筋肉の緊張
- 肩甲骨の動きの低下
などが関係していることも少なくありません。
空月堂では、お身体全体のバランスを確認しながら、肩だけでなく関連する筋肉や姿勢も含めて施術を行っています。
まとめ
肩甲挙筋は、首と肩を支える大切な筋肉です。
デスクワークやスマートフォンの使用が多い現代では、知らないうちに負担が蓄積しやすい部位でもあります。
肩こりがなかなか改善しないと感じる方は、肩だけでなく肩甲挙筋にも目を向けてみると、新たな原因が見つかるかもしれません。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
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