肩こりや首こりがなかなか改善しない方の中には、「小胸筋(しょうきょうきん)」という筋肉が硬くなっていることがあります。
小胸筋は胸の奥にある小さな筋肉ですが、姿勢や肩の動きに大きく関わっています。
この記事では、小胸筋の役割や硬くなる原因、ご自宅でできるセルフケアについてご紹介します。
小胸筋とは?
小胸筋は、大胸筋のさらに奥にある筋肉です。
肋骨(第3〜5肋骨)から肩甲骨の前側にある「烏口突起(うこうとっき)」につながっています。
肩甲骨を前方や下方向へ動かしたり、腕を安定させたりする働きがあります。
普段はあまり意識しない筋肉ですが、デスクワークやスマートフォンの使用が多い方では負担がかかりやすい筋肉です。
小胸筋が硬くなると起こりやすい症状
小胸筋が硬くなると、次のような症状が現れることがあります。
- 肩こり
- 首こり
- 巻き肩
- 猫背
- 肩甲骨が動かしにくい
- 深呼吸がしづらいと感じることがある
小胸筋が縮んだ状態になると、肩甲骨が前へ引っ張られ、肩が内側へ入りやすくなります。
これが巻き肩の原因の一つと考えられています。
デスクワークで硬くなりやすい理由
パソコンやスマートフォンを見ていると、
- 頭が前に出る
- 肩が前へ入る
- 背中が丸くなる
という姿勢になりやすくなります。
この姿勢が続くことで、小胸筋は短く縮んだ状態となり、肩甲骨の動きが悪くなってしまいます。
その結果、肩甲挙筋や僧帽筋などにも負担がかかり、肩こりや首こりにつながることがあります。
ご自宅でできるセルフケア
小胸筋は、胸を開くストレッチがおすすめです。

ストレッチ方法
- ドアの枠や壁の角に前腕をつけます。
- 肘は肩と同じくらいの高さにします。
- ゆっくり体を前へ移動します。
- 胸の前が気持ちよく伸びたところで30秒キープします。
左右30秒ずつを2〜3回行いましょう。
※痛みがある場合は無理をせず、心地よく伸びる範囲で行ってください
整体ではどのように考えるの?
小胸筋だけをほぐしても、一時的に楽になることはあります。
しかし、小胸筋が硬くなる背景には、
- 巻き肩
- 猫背
- 肩甲骨の動きの低下
- 首まわりの筋肉の緊張
などが関係していることも少なくありません。
空月堂では、小胸筋だけでなく、肩甲骨や首、姿勢全体のバランスも確認しながら施術を行っています
まとめ
小胸筋は、肩の前側に位置する小さな筋肉ですが、姿勢や肩こりと深く関わっています。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が多い方は、知らないうちに負担が蓄積していることがあります。
巻き肩や肩こりが気になる方は、小胸筋にも目を向けてみると、新たな原因が見つかるかもしれません。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

